2019年度 経済理論学会 第67回大会の開催について

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  • 経済理論学会第67回大会ウェブサイト(日本語)が開設されました → https://jspe2019.jimdofree.com

  • 経済理論学会第67回大会ウェブサイト(英語)が開設されました(英語分科会申込希望者はリンク先ウェブサイトのSubmitから申し込んでください) → https://jspeenglish2019.jimdofree.com/

大会関連の詳しい情報につきましては、上記サイトでご確認ください。
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2019年度経済理論学会第67回大会の開催について

 

201927

67回大会準備委員会委員長 姉歯  曉

大会準備委員会連絡先 Phone: 03-3418-9360(直通)

E-mail: keizairiron67 (at) yahoo.co.jp((at)はアットマークに変更してください)

 

1. 日時と場所

 2019年度経済理論学会第67回大会は、本年10月19日(土)・20日(日)の両日、駒澤大学(駒沢キャンパス)において開催されます。

 

2. 共通論題

 2019年126日に開催された幹事会の討議を経て、本年度の大会の共通論題は「資本主義のオルタナティブー資本主義の限界と政治経済学の課題」としました。

 「経済学(ポリティカル・エコノミー)の総合学会」であり、とりわけ「マルクス経済学を、現代における経済学のもろもろの流れの基幹的な部分として位置づける」本学会は、本年、創立60周年を迎えます。これまで本学会は、「資本主義批判および経済学批判の精神」を継承しながら、直面する資本主義の諸問題を解明すべく、基礎理論から現状分析まで対象を広げ、発展をとげてきました。「金融危機」や「グローバリゼーション」、「階級分析」など、現代の資本主義の分析を通して、今日、マルクスの経済理論は現実の諸課題に対する分析枠組みとしての力をますます発揮しています。

 本大会では、これまでの60年間の成果の蓄積を生かしつつ、近年直面してきた諸問題がいよいよ資本主義のシステムとしての「行き詰まり」を示しているという視点から、限界に近づいたともいえる現在の資本主義とそのオルタナティブをテーマにとりあげます。周知のように、戦後日本資本主義は高度経済成長期、いわゆる安定成長期をへて急速な経済発展をとげました。ところが日本経済は「失われた30年」あるいは「長期停滞」といわれるように、バブルが崩壊した91年から2018年の経済成長率の平均値はわずか1.0%程度にすぎません。本質的に利潤最大化・経済成長を目的とした社会システムである資本主義が「行き詰まり」をむかえているのです。こうした90年代以降の日本経済が経験してきた過程は東西冷戦終結後のグローバリゼーションの進行、深化の過程と重なります。この間に世界経済は、新興国の急速な経済発展による新たな国際分業を展開するとともに、いわゆる「マネー資本主義」の膨張、深刻さを増す地球環境問題、資源・エネルギー問題等の解決が待ったなしの状況に陥っています。

 こうした世界的に複雑な問題を抱えた経済的条件を新たに生み出し、利用しつつ、なおも資本主義は一層の経済成長、利潤最大化を追求してきました。日本を見れば、生産拠点の海外移転とともに、規制緩和を伴う非正規雇用の拡大による人件費の削減や長時間労働、あるいはキャピタルゲインを目的とした金融投機などによって、さらなる利潤拡大がはかられてきました。一部の大企業が膨大な利益を得る一方で、大部分の国民生活や労働環境は疲弊をきわめ、社会は閉塞感につつまれています。一部に富が集中し、かつて中間層といわれていた人びとの生活は劣化し、多くの人びとは未来に展望をもてずにいます。アメリカやEUなどの先進諸国でもなおさらのこと、格差の高まりとともに、国内的にも対外的にも対立や分断が深まっています。現在の資本主義は、経済成長や利益の追求がかえって人びとの生活の疲弊や対立を拡大させる状況にいたっています。トランプ米大統領の登場、ブレグジット、フランスでの暴動、米中貿易「戦争」等、ここにきて世界的規模での秩序の大転換がはじまるかのようです。まさに今日の資本主義は岐路に立たされているのです。

 では、このような行き詰まった現状は、現代の政治経済学(ポリティカル・エコノミー)になにを要請しているのでしょうか。このようなときにこそ、現在の資本主義の歴史的位置をとらえたうえで、資本主義のなかに次の社会の萌芽があるというマルクスの視点が必要ではないでしょうか。高度に発展してきた生産力を全人類のために正しく生かしていくにはどのような道筋をつけていけばよいのか。これを考えることは、とくに東日本大震災・福島原発の事故を経験し、被災された地元の方々の困難とそれを工夫しながら乗り越えようする姿を目の当たりにしているわたしたちの責務だとも思われます。つまり資本主義のオルタナティブを視野にいれた議論が求められているように思われます。また、資本主義経済の矛盾やその展望を含めたアプローチができることは、本学会の強みでもあります。そこで本大会のテーマを「資本主義のオルタナティブー資本主義の限界と政治経済学の課題」といたしました。自薦、他薦を問わず、積極的にご推薦をお寄せいただきますようお願い申し上げます。

 

3. 分科会

 分科会に関しては、下記のように編成します。

(1)問題別分科会として、資本主義の基礎理論、現代資本主義、オールタナティブ社会、環境、開発、ジェンダー、経済学説史・思想史、経済史を設置します。また、特設分科会として、『資本論』関連、震災関連を設置します。会員3名(2名ないし4名は不可)が自薦により、セットで申し込むことも可能です(報告者3名のうち、1名に限り、非会員も可)。

(2)会員諸氏からの自由テーマでの報告希望にもとづき、幹事会でテーマ別の一般分科会を編成します。例年通り、共通論題の報告希望が多数の場合には、関連分科会を設置します。書評分科会(非会員の著作も可)も設置します。会員3名(2名ないし4名は不可)が自薦の形でテーマを設定し、セットで申し込むことも可能です。

(3)国際分科会は、日本国内の会員及び外国の会員・非会員からの自由テーマでの報告申し込みを受け付けます。次の情報を含めて、インターネット(https://jspeenglish2019.jimdofree.com/paper-submission/)で申し込みを行ってください。:(a) Name (First, FAMILY), (b) Email Address, (c) Postal address, (d) Academic affiliation, (e) The title of the proposed paper, (f) An abstract (up to 500 words)。英語以外の外国語での報告をご希望の方は別途ご相談ください。締め切りは、2019年5月7日(火)です。

(4)各報告にコメンテーターをつけます(ただし、書評分科会、国際分科会を除く)。報告希望者は各自でコメンテーターを依頼し、承諾を得てください。

(5)報告者は、氏名のローマ字表記と報告論題の英訳もあわせて提出してください。なお、セット企画の場合は、テーマ・タイトルや責任者(英文と和文)を連絡してください。

 

4. 大会関連会員向け連絡方法

 第61回大会以降、大会関連会員向け連絡方法を以下のようにすることが幹事会で了承されました。本年もそれを踏襲いたします。

(1)大会報告希望・推薦アンケート

 『季刊 経済理論』4月号と学会ホームページおよびJSPEメーリングリストで告知し、会員はインターネットあるいは郵送(自己負担)で回答する。

(2)プログラム・出欠アンケート

『季刊 経済理論』7月号と学会ホームページおよびJSPEメーリングリストで告知し、会員はインターネットあるいは郵送(自己負担)で回答する。

(3)報告要旨集

 学会ホームページに報告要旨集のpdfファイルを掲載し、ダウンロードを可能にする。大会当日、大会参加者には冊子を配布する。

 

5. 大会報告の申し込み方法

 共通論題または分科会の報告を申し込まれる会員(セット企画の場合は代表者)は、本ページ下部のアンケート項目に回答をお願いします。回答は、インターネットまたは郵送のどちらかで、2019年5月7日(火)までにお願いします。

•インターネットによる回答の場合は、大会ホームページ内のフォームにて必要事項を入力した後、送信してください。

•郵送による回答の場合は、はがき等に、本ページ下部のアンケート項目を記入し、下記の宛先に送りください。郵送料は自己負担でお願いします。

 

154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1 

駒澤大学経済学部 明石英人研究室気付 経済理論学会第67回大会準備委員会

 

6. 大会参加費等の支払いについて

 大会当日は受付が大変混雑します。スムースな大会運営のため、下記(1)の事前申込にご協力ください。

  1. 事前申し込みの場合は、本年9月27日(金)までに事前申込参加費2000円の振込を完了してください。事前申込の振込用紙については、『季刊 経済理論』7月号に同封いたしますので、確認の上、ご利用ください。9月27日を過ぎると振込ができなくなります。27日を過ぎての申込は、当日申込のみを承ります。
  2. 当日申し込みの場合は、当日申込参加費3000円を受付にて現金でお支払い下さい(お釣りのないようにご準備いただければ幸いです)。
  3. 懇親会費は事前申込、当日申込ともに5000円です。事前申込の場合は事前申込参加費2000円とあわせて振込を完了してください。当日申込の場合5000円を受付にて現金でお支払いください。
  4. 土曜日の昼食につきましては、学内の食堂およびコンビニエンスストアをご利用いただけます。10月20日(日)のみ弁当を販売します(1000円)。弁当代の振込用紙は、(1)の事前申込の振込用紙と同一のものです。確認の上、ご利用ください。事前申し込みと同じく、9月27日(金)が締め切りです。

 

7. 大会報告原稿の提出と締め切り日の厳守

 報告者は報告要旨(A4、1ページ)と報告本文(A4、20ページ以内)について、所定の書式用紙(テンプレート)に記入したものとWordファイルで、大会準備委員会に提出してください。テンプレートはこちらからダウンロードしてください。

•報告申込者には、2019年5月7日(火)以降、大会報告原稿の提出等について、詳しいご案内をいたします。

•締め切り日は、2019年9月2日(月)までとします。期日までに報告要旨の提出が無い場合は、報告辞退と見なされますので、ご注意ください

 

8. 大会報告要旨集

 報告要旨集に関しては、大会参加者には、冊子体の報告要旨集を大会当日、受付にて配布します。報告要旨集の事前郵送は行いません。事前に報告要旨集をご覧になりたい方は、9月中旬以降に大会ホームページにアクセスし、報告要旨集pdfファイルをダウンロードしてください。

 

9. 若手研究交流会の実施

 若手研究者・院生・学生(非会員を含む)の研究交流につきましては、詳細が決まり次第、学会HP、メーリングリストでお知らせします。

 

 

大会報告・名簿記載事項変更・会員著作アンケート

 アンケートの回答方法は,「5. 大会報告の申し込み方法」に記載している通り,インターネットまたは郵送でお願いします。このアンケートは,会員名簿記載事項の変更通知と,会員の過去1年間の著作調査も兼ねていますので,これらに該当する方も下記項目1と4に回答をお願いします。

 

1. 会員の氏名・住所・電話・E-mailなど(2019年4月現在)

  氏名

  所属

  住所 〒

  電話番号

  E-mailアドレス

 ※会員名簿記載事項の変更   有/無 (どちらかを選んでください)

 

2. 共通論題報告申し込み

 ①自薦か他薦か(どちらかを選んでください)

・自薦の場合は、②論題、③報告要旨(200字以内)、④関連業績、をご記入ください。

・他薦の場合は、②他薦報告者の氏名と所属、③本人了承の有無、④関連業績、を記入してください。  

 

3. 分科会の報告申し込み

 ①分科会の種類(報告を希望する分科会を下記から選んでください)

   共通論題関連分科会 問題別分科会 特設分科会 一般分科会 書評分科会 英語分科会

 ただし、都合により希望の分科会に配置されない場合があります。

(なお、セット企画の場合は、タイトルや責任者名[英文と和文]を連絡してください)

  ②論題(日本語)

  ③氏名のローマ字表記と論題の英訳

  報告概要(200字以内)

 関連業績

  予定コメンテーターの氏名、所属と本人了承の有無

 

4. 会員の過去1年間の著作について

 2018年4月から2019年3月までに刊行された単行本に限る。院生会員については論文でも可。著作一覧を『経済理論学会ニュース』に掲載する予定です。

 表題、出版社名、発行年月日、著者名(共著者名も記入してください。編著者、編者の場合はそのことを付記してください)